もはやassettocorsaの話ではなくなってきますが、オリジナルのドライバを作るときの覚書です。
オリジナルのドライバにアーマチュアを組み込んで、オブジェクトにアーマチュアから自動でウェイトを設定すると、一応それっぽく動きますが、関節が変です。
オリジナルのドライバを見てもそうなのですが、各ボーンのヘッドとテールの位置が逆のような気がします。(普通はテールの先に次のヘッドがつながっているものかと)
だから、自動でウェイト設定すると、例えば
右の膝関節用のボーンのヘッドとテールが逆向きなので、膝から股関節にかけてウェイトが設定されてしまっています。これで膝のボーンを動かすと、
こうなって、関節の動きが変です。
結局ウェイトペイントは自分で塗りなおしました。
さっきの膝の例でいうと
このように塗りなおすと、
膝から下だけ動くようになります。(膝裏が少しおかしいのはご愛敬で)
また、本体をポーズモードで横に動かすと、
こんな感じで、一緒に移動してこないメッシュがあったり、変に伸びてしまう部分があったりします。これもウェイトペイントがちゃんと塗れていないのが原因です。
腕のパーツが取り残されているのは、
この赤丸の部分が青色になっていて、ウェイトペイントで塗られていないからです。
このように追加で塗ってやると、移動させたときにパーツが置いて行かれることはなくなります。変に伸びたり、引っ張られてしまうところも、部分的に塗りが足りないと発生しますので、伸びるあたりを追加でウェイトペイントすると伸びなくなります。
また、まとめてウェイトペイントを消すときは、ブラシでちまちまとやるよりも、ウェイトを0に設定したうえで、グラデーションを使って塗ると、一気に消せるので、塗り直ししたいときとかは便利です。