今度はHIJETを作っています。
このモデルはインテリアがしっかり作られているので、メーター類も作っているのですが、ここにODDメーターがありました。
切り替えまではできていないのですが、この車の総走行距離を表示できるようにしたので、その覚書です。
先にイメージはこれです。
スピードメータ右側のパネル中央にDISPLAY_DATAエンプティが設置されています。
ちなみに、DISPLAY_DATAエンプティはKUNOSのガイドの通りに設置します。
次にODDメータの追加です。
アセットコルサ標準機能では総走行距離をdigital_instruments.iniでは選択できません。
(TYPEの中に総走行距離の項目が無い。)
で、いつものCSP頼みになります。基本的にはdigital_instruments.iniで設定し、その設定をext_config.iniで上書きする感じになっています。
digital_instruments.ini内のODDメータの記述例はこれです。
[ITEM_3]
PARENT=DISPLAY_DATA
TYPE_EXT=DRIVEN_TOTAL
POSITION=-0.02,-0.015,-0.005
SIZE=0.008
COLOR=255,50,50
INTENSITY=5
FONT=digital_mid
VERSION=2
ALIGN=RIGHT
REFRESH=0.1
通常のITEMと同じような記載ですが、TYPEの部分が異なります。
このTYPE_EXTはINPUTSを使った拡張機能になっているので、INPUTで指定可能なパラメータが選択できます。
INPUTで選択できるものはこちら。
Cars – Instruments inputs · ac-custom-shaders-patch/acc-extension-config Wiki · GitHub
DRIVEN_TOTALは総走行距離(単位はkm)です。ちなみにセッションごとの走行距離はDRIVEN_SESSIONとなります。(今回は使ってないです)
それ以外のパラメータは標準の設定と同じです。
そしてext_config.iniにはこれを追記。上記で指定したDRIVEN_TOTALのパラメータに設定を追加しています。
[DI_DRIVEN_TOTAL_...]
DIGITAL_ITEM = 3
DIGITAL_ITEM_NUMBER_FORMAT = 06.0
UPPER_BOUND = 999999
DIGITAL_ITEMはdigitalinstruments.iniのITEMのインデックスと連動します。
上記例では、digitalinstruments.iniでODDメータはITEM_3ですので、
DIGITAL_ITEM=3
となります。
DIGITAL_ITEM_NUMBER_FORMATは文字通りフォーマットですね。小数点より上が6桁(06)、小数点以下が0桁(.0)です。
UPPER_BOUNDは表示する数字の最大値ですね。99万キロも走ることは無いと思いますが・・・。
これでデジタル表示でよければ、ODDメータが作れることがわかりました。
以前フィガロを作った時は、アナログのODDメータがついていたのですが、こちらはまだやり方がわからないので、設定なしです。